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『線は、僕を描く』の著者が描く、「水害」と「消防」その闘いと涙。魚鷹が見守る町で、秋月龍朗は最高の消防士だった。五年前のあの日、濁流が町と彼の心に、癒えない傷跡を刻むまでは。現場を追われ、辿り着いた指令室。そこは、同じ痛みを抱える仲間たちと、声だけで命を繋ぐ場所。炎の中から命を救ってきたその手で、男は今、受話器を握る。町と、そして自分自身の再生をかけた静かな闘いが、いま始まる。
発行 / 講談社
著者 / 砥上 裕將
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