説明
佐藤雅彦がはじめて語る「教育」「表現」「方法」を巡る遍歴のすべて。
横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」公式図録!
『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』『0655/2355』などの教育番組、『バザールでござーる(NEC)』『モルツ(サントリー)』『ポリンキー(湖池屋)』をはじめとする一世を風靡したCMのかずかず、《計算の庭》《指紋の池》に代表される身体表象をテーマにしたインタラクティブ・アートなどを手掛けてきた、表現者・佐藤雅彦。その40年にわたる創作活動について、佐藤雅彦自身が語る。
幅広い活動の全容をつたえる初めての一冊。貴重な図版多数掲載!
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私は、長い間、表現者として研究や活動をしていますが、「表現」ということを意識しだしたのは、ずいぶん遅く、30代が近づいた頃です。実際に仕事として「表現」に取り組んだのは、なんと30代の中頃です。
この本では、私がまだ大学生で進路を決めるあたりから現在に至るまでの、「教育」「表現」そして「方法」を巡る遍歴を実際の制作物とともに、物語っていきます。
読み進めると、私の通ってきた道の端々に、領域の異なる表現が、折に触れ登場してきます。
それは、その時々で、なぜか必然のように目の前に現れた課題に対して、辛うじて見つけた私の解答でもあります。
ーー本書まえがき「物語りの形をした図録」より
発行 / 左右社
著者 / 佐藤雅彦 (著)
発行日 / 2025/7/10
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