翠雨の人

価格帯: ¥1,980 – ¥2,110

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説明

私は闘う。科学だけが導いてくれる真実を手に――。
「雨とは何だろう。なぜ降るのだろう」。少女時代に雨の原理に素朴な疑問を抱き、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代に、科学の道を志した猿橋勝子。戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、アメリカが主張するよりも放射能汚染が深刻であることを証明した。勝子の研究成果は、後年、核実験の抑止につながる影響を国際社会に与えた。研究を愛した実在の女性科学者の先駆けの、生涯にわたる科学への情熱をよみがえらせる長篇小説。『藍を継ぐ海』で科学の壮大さとあたたかさを伝えた著者による直木賞受賞第一作。

 

発行 / 新潮社

著者 / 伊与原 新 (著)
 
発行日 / 2025/7/30

追加情報

重さ 0.2 kg
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あり, なし

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