説明
春の庭を舞台に、小さな生きものや草花が共に生きる姿を描いた作品です。
庭に朝日が差し込むと、生きものたちが動きはじめます。満開の花のなかで眠っていたアマガエルが目を覚ますと、マルハナバチが花粉を集めにやってきました。花から飛び出したアマガエルに驚いて、散り散りに逃げるコモリグモ。それをエサだと思って姿を現した、水たまりのアメンボ。そばのハルジオンではモンシロチョウが羽を休め、ハエトリグモが葉にとまっています。そのハエトリグモを背後から狙うカナヘビ。そしてオオカマキリの子どもたちの誕生……。庭で起こった出来事の数々が、それぞれの生命の輝きを伝えてくれます。
昆虫や自然をテーマにしたエッセイや絵本の著作が多数ある澤口たまみさんが紡ぎだす世界を、アニメーション監督の米林宏昌さんが自ら筆をとり、みずみずしく鮮やかに描きあげました。朝の光や春の風も見事に描かれており、自然の美しさを存分に感じられる1冊です。
庭に朝日が差し込むと、生きものたちが動きはじめます。満開の花のなかで眠っていたアマガエルが目を覚ますと、マルハナバチが花粉を集めにやってきました。花から飛び出したアマガエルに驚いて、散り散りに逃げるコモリグモ。それをエサだと思って姿を現した、水たまりのアメンボ。そばのハルジオンではモンシロチョウが羽を休め、ハエトリグモが葉にとまっています。そのハエトリグモを背後から狙うカナヘビ。そしてオオカマキリの子どもたちの誕生……。庭で起こった出来事の数々が、それぞれの生命の輝きを伝えてくれます。
昆虫や自然をテーマにしたエッセイや絵本の著作が多数ある澤口たまみさんが紡ぎだす世界を、アニメーション監督の米林宏昌さんが自ら筆をとり、みずみずしく鮮やかに描きあげました。朝の光や春の風も見事に描かれており、自然の美しさを存分に感じられる1冊です。
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