「鎌倉殿」登場! 源頼朝と北条義時たち13人

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発行 / 日本能率協会マネジメントセンター

著者 / 大迫秀樹

価格 / 1650円

発行日 / 2021/12/22

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説明

『そういうことだったのか! 』
知ってるようで意外と知らない日本初の武家政権誕生に迫る!

学校の授業で歴史を習うときに必ず出てくる「鎌倉幕府」。日本で初めて本格的な武士による政治のはじまりとして覚えさせられた方も多いことでしょう。そこで、習った方には思い出していただきたいのですが、鎌倉幕府の成立は何年と教わったでしょうか?

1イイクニつくろう鎌倉幕府の1192年
2イイハコつくろう鎌倉幕府の1185年
3イイヤヲはなとう鎌倉幕府の1180年
4その他

おそらくすでに成人されて久しい方は1の1192年で習っており、
若い世代や今まさに教科書で習っている方は2の1185年だという人が多いのではないでしょうか。
あるいは教えている先生によっては3の1180年や4のそれ以外の年数で教えていらっしゃるかもしれません。
このように、誰もが勉強してきたはずの事柄であっても、調査や研究で変わっていくのが歴史です。

そしてこの鎌倉幕府の時代。
この時代は、だれにも程よく想像力を広げる自由があたえられています。
近世以降と違って、信頼できる史書・文献が限られているからです。また、その記述内容にも幅があり、一様ではありません。
歴史家によっても、解釈・見解は大きく異なります。
かといって、神話に頼らざるを得ない古代ほど、見通しが利かないわけではありません。
真相が判らないゆえの陰謀論もいくつか唱えられていますが、それを頭から否定できる、あるいは肯定できる史料が少ないことは、むしろこの時代の大きな「魅力」になっています。

さて、武士による政治と聞くと、その武力を背景にした暴力的な政治を想像してしまいがちです。しかし、鎌倉幕府が成立したころ、そうした想像とは似つかわしくない「合議制」が導入されました。「合議」とは、現代では「二人以上が集まって相談すること」を指します。
つまり鎌倉幕府の武士たちは、力ではなく話し合いによる政治を目指したのでしょうか?
もしそうなら、これは現代まで続く議会政治のはじまりということなのでしょうか?

本書が微力ながらお手伝いしますので、これまで明らかにされてきた歴史と、欠落を埋める想像力を働かせながら、この時代に思いを馳せてみませんか?

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重さ 1.0 kg

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